フレックス制運用開始 茨城・土浦市 離職者減、人材確保へ

茨城県土浦市は1日、働きやすい職場環境を整えようと、職員が勤務時間を柔軟に設定できる「フレックスタイム制」を導入したと発表した。育児や介護など家庭の事情に合わせた働き方が可能になる。同日から実施した。この日の定例会見で、安藤真理子市長は「多様な働き方を推進することにより、離職者の減少や優秀な人材の確保にも効果があると期待する」と述べた。
市は職員の柔軟な働き方を推進することで、個々の能力の発揮やワークライフバランスの実現、健康の確保を図ろうと、同制度の導入を決めた。2024年12月、市議会定例会の本会議で、職員の勤務時間、休暇などに関する条例改正案が可決された。
制度の利用を希望する職員は、開始日の1週間前までに所属長に申告し、1カ月単位で利用する。制度利用の上限回数は定めない。平日午前10時から午後4時までの6時間を、必ず勤務しなければならない「コアタイム」に設定。その上で午前7時から午後10時までを「フレキシブルタイム」と規定し、仕事に支障がないと認められる範囲で勤務時間を変更できる。
市人事課によると、県が24年4月にフレックスタイム制を導入したほか、県内では古河と鉾田市、阿見町でも実施している。