常陸牛の新格付け 「茨城県認定」制度導入 脂肪と赤身に基準 お笑いコンビ錦鯉らPR


茨城県は4月から、常陸牛の新しい格付け「茨城県認定」制度を導入した。脂肪の量を指す霜降り度合いではなく、脂肪の質と赤身のおいしさを重視した認定制度で、全国初の取り組みという。新制度をPRしようと、東京都内で3日、お笑いコンビ錦鯉らが出演するイベントを開催した。
「茨城県認定」の常陸牛は、県などが2023年に導入した最高級ブランド「煌(きらめき)」に次ぐ格付け。煌の五つの認定基準のうち、風味や口溶けの良さに関わるオレイン酸の数値(55%以上)と、赤身のおいしさに関わる牛の月齢(30カ月以上)の基準の二つを満たしたものを認定する。県農林水産部畜産課によると、県認定の常陸牛は全体の3割に当たる約3000頭が該当する。
新制度が導入された背景について、同課の福田英仁課長は「煌に大きな反響があり、常陸牛をはじめとする和牛の需要が広がるのではないかと感じた。(新制度が)おいしさを味わってもらうきっかけになれば」と期待する。すでに食肉の流通事業者から好評の声が出ているという。
3日のイベントでは、錦鯉の長谷川雅紀さんが「ステーキにして食べたら本当においしくて、人に食べさせたいと思った」と絶賛。相方の渡辺隆さんも「軟らかくておいしかった。子どもの時以来で、もっと食べたいと思った」と太鼓判を押した。