日立大使に松永さんと本間さん 活動通し魅力発信へ 茨城

茨城県日立市は、いずれも市にゆかりがある芥川賞受賞作家の松永K三蔵さんと、サッカーJ2水戸のゴールキーパーとして活躍した本間幸司さん(47)の2人に、市をPRする「ふるさと日立大使」を委嘱した。それぞれの活動の中で市の魅力を伝える情報発信への協力を求める。委嘱期間は4月1日から2028年8月末までの約3年半。
松永さんは1980年、同県水戸市生まれ。2歳ごろまで母親の実家がある日立市で過ごした。帰省して久慈浜海水浴場で遊んだ思い出があるという。昨年11月には同市立南部図書館を訪れたほか、今年2月には市役所に小川春樹市長を表敬。「自分のルーツ」として故郷を舞台にした創作に挑戦したいと話した。既に、自身のブログで日立の思い出を書き込んだり、市の公式交流サイト(SNS)をフォローしたりしている。
本間さんは77年、同市生まれ。地元の小中学校を卒業し、99年から2024年までJ2水戸のキーパーを務めた後、引退した。現在はクラブの対外活動を担当。今月市内で開かれるスポーツイベントにも大使として参加する。本間さんは「自然豊かな街で育ててもらい、子ども時代からの大切な思い出がある。街の魅力をたくさんの人に伝えたい」とコメントした。
ふるさと日立大使は、19年の市制施行80年を機に開始。これまで歌手の橋幸夫さんや建築家の妹島和世さんら著名人11人が委嘱されている。