春季関東高校野球茨城県大会 地区予選、9日開幕




第77回春季関東高校野球茨城県大会地区予選の組み合わせ抽選会が4日行われた。水戸地区は9~11日、県北地区は12、13日、県南地区は10~12日、県西地区は12、13日に開かれる。
4地区を勝ち抜いた代表各8校に、昨秋の県大会で4強入りしたつくば秀英、霞ケ浦、常総学院、東洋大牛久を加えた計36校が19日に開幕する県大会に出場する。今大会では出場選手登録枠が従来の20人から25人に拡大することになった。
県大会の抽選会は16日。準々決勝は29日、準決勝は5月3日、決勝、3位決定戦は同5日に行われ、上位3校が同17日から茨城県で開催される関東大会に出場する。
【水戸地区】
■常磐大高、戦力底上げ
昨秋県大会8強の常磐大高を筆頭に有力校が並び、接戦が期待される。
常磐大高は多くの実戦経験を積み、僅差で上回る力を蓄えた。戦力の底上げも成功し、昨秋は出番がなかった右の強打者・村瀬に期待が高まる。
水戸商は豊田-菅原のバッテリーを投打の軸に粘り強い。今春は一戦必勝を掲げる。鹿島学園は積極的な補食で夏までを勝ち抜く体力づくりに励んだ。身長187センチの右腕東原が長い春に導く。
大川監督が復帰した水城は一冬で筋力が向上。桜井ら昨夏経験者が打線を率いる。水戸一は昨秋1回戦敗退の雪辱を果たしたい。右腕古宮を軸に守り勝つ。水戸啓明は県高野連選抜メンバーのエース中山に注目。最速144キロの直球が武器だ。
【県北地区】
■日立商や明秀が有力
シードには全て昨秋の県大会出場校が入った。県8強だった日立商と明秀日立、茨城キリストの予選突破が有力だが、ノーシード勢も侮れない。
選抜大会の21世紀枠に推薦された日立商は檜山が投打の軸。選抜出場はかなわなかったが、守り勝つ野球に磨きをかけた。明秀日立は佐藤、脇山が機動力を生かして得点機を演出する。投手陣はエース格の矢口、中山以外も成長を遂げており、層が厚い。茨城キリストは長身右腕の木村を中心にロースコアの展開を狙う。永山を軸とした打線はつなぐ意識が高い。
日立一は鈴木が投打を引っ張る。多賀は黒沢と高岡の長打力に期待。太田一は左腕の山本が試合をつくる。佐和と磯原郷英は上級生が少ないが、粘り強い。
【県南地区】
■実力校ひしめき混戦
昨秋の県大会で4強入りを果たした霞ケ浦、常総学院、東洋大牛久は予選免除となるが、実力校がひしめき混戦が予想される。
最有力は土浦日大だ。エースの永井は球威が持ち味の本格派右腕。2番手の板橋も制球力が光り、盤石な投手陣を誇る。大橋を中核としたクリーンアップは破壊力抜群だ。藤代は斉藤、栗原の両右腕を筆頭に、安定感のあるリレーで相手打線を翻弄(ほんろう)する。4番・成田は勝負強く頼もしい。石岡一も地力がある。主砲の飯田を軸に得点を積み重ねていきたい。取手松陽は岩沢が投打でチームをけん引。守備力にも定評がある。
第8シードの江戸川学園も変則左腕の谷口を中心に総合力が高く、侮れない存在。
【県西地区】
■下妻一、境がリードか
シードの中でも昨秋県大会で白星を挙げた下妻一、境が有力だ。昨夏4強の主力が残る守谷、岩瀬日大も地力がある。
下妻一はエース左腕の谷口、冬で最速140キロ超に成長した右の大久保快ら投手層が充実。打線は好機に強い下條や、酒寄、風見ら好打者の前に走者をためたい。境は主戦の井上、井崎ら4投手を軸に継投で堅実に試合を進める。県高野連強化事業で選抜選手に入った黒須、2年で4番の宮部が打線をけん引する。
守谷は投打の柱・福永のほか、張替、真中ら昨夏を知る好打者が残る。岩瀬日大は主砲の佐谷、2年から主力の飯島をはじめ地力がある。昨秋県大会出場の下館工、伊奈、下館一も侮れない。下級生主体の下妻二も面白い存在だ。
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