《茨城・桜めぐり》城郭に春の彩り 土浦・亀城公園


茨城県内の桜が見頃を迎えつつある。水戸地方気象台が3月27日に開花を発表後、冷たい春雨が続き、開花は足踏み状態に。久しぶりに青空が広がった4日、つぼみたちは次々と花開き、来週にかけて本格的な見頃となりそうだ。春到来を告げる県内の桜をお届けする。
同県土浦市中央の亀城公園では約50本のソメイヨシノが咲き、城跡に春の彩りを添えている。室町時代後期の築城とされる土浦城の本丸と二の丸の一部を整備した公園で、1935年に完成した。園内の櫓(やぐら)門は江戸時代に造られ、本丸に残るものとしては関東でただ一つだ。
公園は市のほぼ中央に位置し、市民の憩いの場として長く親しまれている。来園者は櫓や堀と、咲き誇る桜の調和を堪能。家族5人で訪れた同県守谷市ひがし野、山田安孝さん(80)は「歴史と春を一度に感じることができた」と話した。