事故防止、体験通し訴え 茨城県警、笠間で交通安全フェス

春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせ、茨城県警は5日、同県笠間市赤坂の大池公園で「交通安全体験フェスティバル」を開いた。シートベルトの効果や運転手の死角などを体験できるコーナーのほか、県警音楽隊の演奏や白バイ隊の出動などを通して事故防止を呼びかけた。
今年の運動のスローガンは「小さな手 大きくあげて わたろうね」。歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保▽歩行者優先意識の徹底▽自転車利用時のヘルメット着用-などに重点を置く。
今年は交通安全の意識を高めてもらおうと体験企画が多数用意され、親子連れなど約300組が参加。時速5キロの衝撃を体験できる車両でシートベルト着用の有効性を確認したり、バスの運転席に座って子どもが見えない場所を体感したりした。自動ブレーキを備えた安全運転サポート車なども出展した。
同市内の「おしのべこども園」の園児は和太鼓演奏を披露し、来場者に「青信号でもよく見て渡ります」などと大声でメッセージを届けた。県警音楽隊の演奏に合わせてカラーガード隊も華麗な演技を見せ、最後に白バイ14台とパトカー1台が出動した。
県内の今年の交通事故死者数は20人(3日現在)。催しには県警の青柳信明交通部長や山口伸樹市長らが出席し、青柳部長は「思いやりと譲り合いの心でハンドルを握り、子どもに安全な行動を実践させるのが大人の責任」と呼びかけた。