春メロン初出荷 茨城・鉾田

日本一のメロン産地として知られる茨城県鉾田市で、JA茨城旭村(新堀喜一組合長)が6日、春メロンの出荷を開始した。同JAメロン部会員らが同市造谷の青果物管理センターで、市内6農家が収穫した「オトメメロン」について大きさや形など出荷規格を確認。目視に加え、光センサーでメロンの糖度や熟度を測定した上、等級や大きさごとに分けた後、箱詰めした。
オトメメロンは薄い緑色の果肉で、糖度は高いが、すっきりした後味が特徴。これからクインシー、アンデスも扱い、今季は約97万ケースの出荷を見込む。同部会の江沼俊部会長は「例年よりも天候に恵まれ、大きくておいしいメロンができた。多くの人に食べてもらいたい」と話した。
この日、同JAはメロン約3千ケース(1ケース5キロ)を、県内や首都圏、関西など全国8カ所の市場に発送した。