パトレイバー第6弾配布 25日から 土浦マンホールカード 茨城

茨城県土浦市は25日から、JR土浦駅東西自由通路の観光案内所で、同市ゆかりのアニメ「機動警察パトレイバー」をデザインした図柄のマンホールカードを配布する。第6弾となる今回のデザインは登場人物の敵方「内海」「黒崎」の背景に、帆引き船が浮かぶ霞ケ浦をあしらった。1万枚を用意する。
パトレイバーは1989年からテレビ放映され、人間型作業機械(レイバー)を巡る犯罪を取り締まる警視庁の主人公側に対し、敵方のレイバー「グリフォン」が市内の研究所で開発されたとの設定。今回デザインされた2人は作中では「シャフト・エンタープライズ・ジャパン土浦研究所」で、グリフォンの開発に携わった重要人物として描かれる。
マンホールカードの配布と同時にスタンプラリーも開始する。観光案内所、同市大和町の市民ギャラリー、同市中央の市立博物館とまちかど蔵大徳の4カ所でスタンプを集めると、主人公の泉野明巡査の背景に土浦全国花火競技大会をあしらったイラストが完成する。
マンホールカードの配布時間は午前10時~正午と午後1~5時。安藤真理子市長は「マンホールカード集めとともにスタンプラリーを楽しみながら、市内を散策していただきたい」と期待を込めた。