コメ素材に新商品 和洋菓子コンテスト 4部門 グランプリ、5月販売 茨城

茨城県和洋菓子の優れた新商品を選ぶ「いばらきスイーツコンテスト」が7日、同県水戸市笠原町の県開発公社ビルで開かれた。コメを素材テーマに行われ、洋菓子部門にラ・メゾン・ド・ガトー・マサキ(同県神栖市)のケーキや、和菓子部門に久月総本舗(同県土浦市)の団子など4商品がグランプリに選ばれた。
コンテストは5月23~25日に県庁2階で開かれる「いばらきスイートフェア」に先立ち実施された。グランプリの各商品は会場でお披露目、販売される。今回は洋菓子、和菓子、焼き菓子、パンの4部門に計40点が出品され、食味やデザイン、独創性などを競った。
グランプリには和洋菓子のほか、焼き菓子部門にスペイン菓子工房ドゥルセ・ミーナ(同県守谷市)のクッキー、パン部門にフレッシュグリーン(水戸市)のドーナツが選ばれた。
フェアには県内の和洋菓子店49店のほか、福祉施設や高校などがブースを出店。主催する実行委員会の根本高行委員長は「茨城にはおいしいコメが多くあり、スイーツにも生かせることをアピールしたい。多くの方に来場いただき、味わってほしい」と来場を呼びかけた。