茨城県衆院議員 平均3354万円 資産公開 トップは田所氏


昨年10月の衆院選で当選した衆院議員465人の資産報告書が7日、国会議員資産公開法に基づいて公開された。茨城新聞の集計では、茨城県関係11人の株式を除く預貯金など金融資産と土地・建物を合計した資産総額の平均は3354万円で、前回2022年4月公開時より1460万円減少した。トップは田所嘉徳氏(自民)の2億4980万円で、全議員の中で8位だった。
田所氏は、同県筑西市内の複数の土地を相続するなど土地の資産が前回比4605万円増え、資産総額も6509万円増加した。田所氏の総額が茨城県関係議員1人当たりの総額平均を大きく押し上げた。
2位は額賀福志郎氏(自民)で3121万円。土地と建物の資産額がそれぞれ増加し、前回比1291万円増となった。3位は永岡桂子氏(同)の2078万円で137万円増だった。
中村勇太氏(無所属)は金融資産も不動産も持たない「資産ゼロ」と報告。福島伸享氏(同)は普通自動車1台のみ報告した。
借入金は浅野哲氏(国民民主)と輿水恵一氏(公明)、田所氏がそれぞれ届け出た。