《茨城・桜めぐり》満開の回廊 花びら祝福 水戸・県庁


満開を迎えた桜が、茨城県都のシンボル、水戸市笠原町の県庁をぐるりと囲む。1999年の庁舎移転に合わせて植えられた、約300本の「桜の回廊」は、県民の憩いの場になっている。
多くの学校で入学式が行われた8日は、真新しい制服姿や、ランドセルを背負った新入生たちが、桜並木の下で記念撮影をして楽しんでいた。
この春、高校に入学した藤沼莉望さん(15)は「満開の桜の下で、家族と一緒に写真が撮れてうれしい」と笑顔。風が吹くと、祝福するように花びらが舞った。