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水戸・ミイラ化遺体 遺棄容疑逮捕の母娘不起訴 水戸地検

水戸地検が入る水戸法務総合庁舎=水戸市北見町
水戸地検が入る水戸法務総合庁舎=水戸市北見町


強制執行で茨城県ひたちなか市内に運び込まれた乗用車からミイラ化した男性の遺体が見つかった事件で、水戸地検は9日、いずれも死体遺棄の疑いで逮捕されていた住所不定で無職の母親(50)と姉(30)を不起訴処分とした。同日付。地検は理由を明らかにしていない。

2人は3月13日、同居していた長男の男性=発見当時(23)=の遺体を同県水戸市内の自宅アパートから運び出し、同所駐車場に止めていた乗用車内に遺棄した疑いで逮捕された。同14日の司法解剖の結果、遺体は死後数カ月から2年程度経過しているとみられ、ミイラ化していた。死因は不詳だった。

同13日、裁判所職員が家賃滞納を理由に強制執行するため自宅を訪問。居室内に置かれた布団に大きな染みを見つけ、「事件かもしれない」と県警水戸署に通報した。強制執行でひたちなか市内に移された乗用車内で、同署員が遺体を発見した。



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