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スクールバス分散通学 守谷・黒内小 周辺2校へ選択 茨城

スクールバスに乗り込む児童たち=守谷市松並青葉
スクールバスに乗り込む児童たち=守谷市松並青葉


児童が急増する茨城県守谷市立黒内小学校(同市百合ケ丘)の適正規模対策として、一部学区内の児童を周辺2校へ振り分けるスクールバス通学が10日、本格スタートした。市教育委員会は本年度、同小学区「松並青葉」に住む新入生を対象として、希望により御所ケ丘と郷州の2校に分かれ、バスで通学する制度を開始。10日は1年生と在校生が初めてそろい、58人がバスを利用した。

登校時は大型バス2台にそれぞれバス会社の添乗員2人が乗り、バス停2カ所を経由し、児童を各校に送った。このうち商業施設のバス停では、乗車バスを間違えないよう、対策として児童が学校別に色分けしたストラップを首に下げ、待機場所も各校別に区切った。午前7時半過ぎにバス2台が5分間隔で到着し、補助員が児童の出欠を確認。それぞれ8時過ぎに2校に着いた。

郷州小の村松静校長は「郷州小を選んで良かったと思ってもらえるような学校づくりをしたい。きょうだいで黒内小と郷州小で在籍が分かれている子もいるので、学校行事運営では黒内小とも連携したい」と話した。

バス通学は1日から始まっている。市教委によると、これまで重大なトラブルは起きていない。



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