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茨城・筑西市長選 3氏か 13日告示、新人同士の争い

左から小島信一氏、稲川新二氏、設楽詠美子氏
左から小島信一氏、稲川新二氏、設楽詠美子氏


茨城県筑西市長選は13日、告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属の新人3氏で、ともに前市議の小島信一氏(68)と稲川新二氏(57)、前県議の設楽詠美子氏(49)。現職の須藤茂市長(73)は今期限りで退任するため、新人3氏の三つどもえの争いとなる見通し。

小島氏は行政書士や市議4期の経験を踏まえ、企業・大型商業施設の誘致やニュータウン建設などを訴える。「適切で合理的な投資があれば、この地域は成長する。衰退から成長路線に引き上げる」と述べ、出産祝い金の拡充や児童手当の上乗せへふるさと納税事業を強化する考え。

稲川氏は市議会議長などを務めた市議4期の実績を示し、県西部メディカルセンターの医療体制充実や成長産業の企業誘致、幼児期からの英語教育推進などの必要性を指摘する。「農業と企業、1次産業と先端産業。この両輪を育ててこそ、持続可能な地域経済が実現する」と語る。

設楽氏は県議4期や歯科医師としての強みを生かし、「人生100年時代になる。それを見据えて健康を軸としたまちをつくる」と訴える。医療系大学の誘致や市民の健康づくりを図る健診センター活用、給付型奨学金制度の創設、本社機能誘致など「もうかる筑西市」を掲げる。

同日告示される市議補選(欠員2)には、新人3人が立候補を予定している。

投票は20日午前7時から午後6時まで市内47カ所で行われ、午後8時から同市丙の市役所で即日開票される。

有権者は8万3151人(3月1日現在)。



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