茨城の20代女性、はしか感染 県内今年6人目【更新】

茨城県は12日、県内在住の20代女性がはしかに感染したと発表した。竜ケ崎保健所管内の医療機関から報告があった。発症前、守谷市内のスーパーに出入りしていた。11日に感染を公表した20代男性の妻で、家庭内の感染をみられる。県内の今年の発症者は計6人となった。
県感染症対策室によると、女性は夫のはしか感染を受けて健康観察中だった11日、発熱と倦怠感があったことから医療機関を受診。県衛生研究所で同日検査した結果、陽性が確定した。現在は自宅療養している。
女性は10日午後2~5時ごろ、スーパー「カスミ松ケ丘店」を利用していた。同対策室は同じ日時に店舗や病院を出入りした不特定多数の人に感染の可能性があるとし、利用から10日前後経過して発熱や発疹などはしかを症状が出た場合、最寄りの保健所に電話連絡するよう呼びかけている。