カスタムトラック50台集結 「愛情運転」呼びかけ 茨城・牛久

カスタムトラックを一堂に集めたチャリティーイベントが13日、茨城県牛久市女化町で開かれた。通学路で速度を抑制する「愛情運転」を呼びかけようと、市内の建設機械レンタル会社、牛久産機の有志が県内外の運送会社などに参加を募り、50台余りが集結した。
同社は交通事故撲滅を目指し、会社近くの小学校で朝、速度制限車を使った安全活動を実施している。ステッカーを貼った車が時速30キロ以下で学校周辺を巡回し、後続車のスピードの出し過ぎを抑えることで事故の未然防止につなげている。
イベントには意匠を凝らしたトラックやダンプカーが集結、通学時間帯の安全運転などを訴えた。収益金は市教育委員会に寄付する予定で、同社の張替正一社長(60)は「交通事故を一件でも減らせるよう、今後も『愛情運転』を提唱していきたい」と話した。