うしく河童大根「色や形も良好」 牛久で目揃え会 茨城

茨城県牛久市の特産品「うしく河童(かっぱ)大根」の品質を見極める「目揃(めぞろ)え会」が14日、同市小坂町のJA水郷つくば牛久支店で開かれた。大根生産部会の会員らが参加し、和やかながらも厳しい目線で、長さや色つやなどの出来栄えを確認した。
同大根は色つやだけでなく、みずみずしい食感で知られる。同JAによると、昨年12月から干ばつや降雪に見舞われたが、今年3月後半からは天候が安定して育ち具合が例年に追い付き、同月26日から出荷が始まった。
今年は9万箱(1箱10キロ)を出荷する見込み。主に都内の青果市場を経由し、全国に届けられる。同JA大根生産部会長の山越隼人さんは「乾燥による横しま模様の症状が少なく、色や形も良好なものがそろった」と評価した。