茨城県 日本人2万8000人減 24年推計 総人口は1万9000人減の280万6000人

総務省が14日公表した2024年10月1日時点の人口推計によると、茨城県の日本人人口は前年同月比2万8000人減の271万6000人となった。外国人を含めた総人口は同比1万9000人減の280万6000人。「自然減」が「社会増」を上回り、ともに2002年から23年連続でマイナスとなった。総人口の減少率は0.64%で、前回0.53%から0.11ポイント拡大した。
総人口の内訳を見ると、0~14歳は同比9000人減の30万3000人で全体の10.8%。生産年齢人口の15~64歳は同比1万人減の163万7000人で58.3%を占めた。
一方、65歳以上は同比1000人増えて86万6000人で30.9%となり、3割を超えた。うち75歳以上は同比1万7000人増えて47万7000人。全体に占める割合は17.0%に上り、前回の16.3%から0.7ポイント拡大した。
総人口のうち外国人は同比9000人増の9万人に上った。増加率は1.1%。2013年の3万7000人から12年連続で増加した。