ロマンス詐欺 取手の60歳男性2320万円被害 茨城

茨城県警取手署は15日、同県取手市、無職、男性(60)が交流サイト(SNS)で知り合った女性を名乗る者らに現金約2320万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型ロマンス詐欺事件として調べている。
同署によると、男性は昨年11月ごろ、SNS「インスタグラム」で、日本人とマレーシア人のハーフで東京都在住の30代女性を名乗る者からメッセージが届き、好意を抱いた。「国際ゴールド取引を手伝ってほしい」などと言われ、指示に従って投資サイトで投資すると利益が出ているように表示された。その後、投資の先生やアシスタントを名乗る者も現われ、12月24日から今年3月14日までの間、17回にわたり指定された複数の口座に現金を振り込んだ。