次の記事:フォークリフトから転落 小1男児死亡 容疑で父親を逮捕 茨城・筑西 

学力テスト 茨城県内4万5000人 小中筆記、一斉に

中3理科では初めて学習用の端末を使ったオンライン方式が採用された=笠間市北吉原
中3理科では初めて学習用の端末を使ったオンライン方式が採用された=笠間市北吉原


小学6年と中学3年の全員を対象とする全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が17日、全国各地で一斉に行われた。茨城県内では約4万5000人以上の小中学生が対象。国語や算数・数学、小6理科の筆記試験に臨んだ。中3理科はデジタル端末を使って質問と回答をオンラインで行う方式(CBT)が初めて導入され、14日から分散実施されている。

同県笠間市北吉原の市立みなみ学園義務教育学校(小森真史校長)では、中3相当の9年生15人が参加。国語と数学の筆記試験の後、理科に向けデジタル端末での回答を練習する時間が設けられた。生徒たちは説明を聞きながら操作を試した。実際の試験では動画を使った問題もあり、生徒たちは画面上のキーに回答を打ち込むなどして、これまでとは違った形式に挑んだ。

結果は7月下旬ごろにも公表される見通し。

全国学力テストは国語と算数・数学を毎年度行い、理科と中学英語を3年に1回程度実施。CBTは2026年度に中学英語でも導入する予定で、27年度からは全教科に広げて全てオンライン方式に切り替える方針。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース