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県道日立山方線、規制一部解除へ 2023年の土砂崩れ区間 茨城

21日に一部区間の通行規制を解除する県道日立山方線=日立市宮田町(2023年9月23日撮影)
21日に一部区間の通行規制を解除する県道日立山方線=日立市宮田町(2023年9月23日撮影)


2023年9月の大雨による土砂崩れの影響で片側交互通行が続く茨城県日立市の県道日立山方線について、県は18日、安全対策工事が完了する見通しが立ったとして、21日正午に一部区間の通行規制を解除すると発表した。

県道路維持課と県高萩工事事務所によると、通行規制が解除されるのは、同市宮田町の約300メートルの区間。大雨当時、道路脇の山で土砂崩れが発生して一時通行止めとなり、応急復旧工事が完了した後も片側交互通行が続いていた。

県は安全対策工事として、同区間の山側に土砂や落石を受け止める防護柵の設置を進め、ほぼ完了した。通行規制が続く同所の残りの区間約100メートルについても、道路施設の整備が完了次第、解除を検討する。雨量が規定値を超えた場合に通行止めとする通行規制は今後も継続する。

同線は同市中心部と同県常陸太田市方面を東西に結ぶ主要地方道で、緊急輸送道路にも指定されている。



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