警察官かたるニセ電話詐欺 水戸の女性3587万円被害 茨城県警
茨城県警組織犯罪対策1課は18日、同県水戸市、無職、女性(64)が警視庁の警察官を名乗る男らに現金3587万円をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件として調べている。
同課によると、女性は3月13日、警視庁の警察官を名乗る男から「男を捕まえた。家の中からあなた名義のキャッシュカードが見つかった」「資金洗浄の疑いがある」と電話があった。その後「資金を調査する必要がある」「終われば返金する」などと言われ、女性は同25日から4月8日までの間、9回にわたりインターネットバンキングや金融機関のATMで指定口座に現金を振り込んだ。不審に思い9日、県警水戸署に相談し被害が発覚した。