坂東に新交流拠点 「将門の里」オープン 農産物直売所とサイクルステーション併設 茨城

茨城県坂東市が同市長須に整備していた市産業経済交流施設「坂東将門の里」が18日オープンした。農産物直売所とサイクルステーションが併設され、地域の新たな交流拠点を目指す。
施設は同市と千葉県野田市を結ぶ下総利根大橋近くの県道沿いにあり、同大橋の料金所跡地を利用して整備された。地元農業者らでつくる管理組合が指定管理者として運営する。
農産物直売所ではネギやキャベツ、レタスなど地元の新鮮野菜ほか、漬物などの加工品、さしま茶などの名産品が並ぶ。利根渡良瀬サイクリングコースが近いことから、サイクリストらが休憩できるスペースを整備。トイレのほかシャワー室(15分300円)も利用できる。
オープニングセレモニーでは、木村敏文市長や関係者、来賓が出席し、テープカットで誕生を祝った。木村市長は「施設が末永く利用され発展していくよう、これからも多くの人の協力をお願いしたい」と呼びかけ、須賀正雄組合長は「来場者、組合員、組合の三方良しになるよう努力していく。市のにぎわい拠点を目指したい」と話した。
オープン記念セールは20日まで。問い合わせは(電)0297(44)7321。