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青の絶景を独占 閉園後観賞ツアー ひたち海浜公園 茨城

閉園後の「みはらしの丘」で写真を撮る親子=ひたちなか市馬渡
閉園後の「みはらしの丘」で写真を撮る親子=ひたちなか市馬渡


茨城県などは18日、同県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で、閉園後の客のいない中でネモフィラ観賞を楽しめるツアーを初めて開催した。県内外から訪れた20人が、ゆったりした空間で青の絶景を独占する特別な時間を楽しんだ。

ツアーは県と旅行会社「アーストラベル水戸」(同県水戸市)が開催。参加者は閉園後の午後5時過ぎ、約530万本のネモフィラが植えられた「みはらしの丘」に到着した。この日は五分咲きだったが、普段は来場者で混み合う丘をのんびり散策したり、きれいな花の写真を撮ったりして貴重な時間を満喫した。

東京都北区から来た岩本安希さん(37)と長女の妃央ちゃん(2)は「場所によっては花がたくさん咲いていて、とてもきれいだった。周りを気にすることなく、ゆっくり鑑賞できて楽しかった」と笑顔を見せた。

ツアーは県が本年度から始めた「いばらきネクストツーリズム推進事業」の一環。2022~24年に県内で展開された「茨城デスティネーションキャンペーン」のレガシー(遺産)を生かし、観光コンテンツの差別化による誘客促進を目指す。



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