卒アル情報 稲敷市でも新たに漏えい恐れ 園児・生徒ら225人 埼玉の製本会社に発注 茨城

埼玉県さいたま市の製本会社「イシクラ」が運用するサーバーへの不正アクセスで、卒業アルバム作成を発注していた県内学校の卒業生らの個人情報が漏えいした恐れがある問題で、茨城県稲敷市は22日、新たに市立幼稚園1園と中学校1校の卒業生と教職員計225人の氏名と写真が漏えいした恐れがあると発表した。二次被害の報告はない。
漏えいの恐れがあるのは、2019年度の市立新利根中卒業生と教職員計98人、17年度の卒業生と教職員計89人、18年度の市立新利根幼稚園の卒園生と教職員計38人の氏名と写真。
報道を受け、市教育委員会が同社に問い合わせたところ、21日に判明した。市教委は対象者に通知を発送している。
同市ではこのほか、宮城県仙台市の印刷会社への発注で市立小1校の卒業生と教職員計72人の個人情報が漏えいした恐れがあることが明らかになっている。