こだまスイカ、糖度高く 桜川で出荷最盛期 茨城

茨城県筑西、桜川両市の特産品こだまスイカの出荷が最盛期を迎えている。桜川市真壁町大塚新田の大塚一夫さん(69)方は、こだまスイカの収穫と箱詰め作業に追われた。
作業場では大塚さんら家族3人がハウスで収穫した一個一個を丁寧に磨き、大きさごとに分けて箱詰め。ピーク時は1日約2000個を出荷する。
こだまスイカはシャリッとした食感と糖度が高く皮の際まで味わえる。箱詰めした品種「スウィートキッズ」は真っ赤な果肉と爽やかな甘さに定評がある。
大塚さんは「手間がかかったが、その分糖度が高く良質なスイカができた。気温も高くなるので冷やして食べてほしい」と話した。こだまスイカは県内や首都圏を中心に出荷される。