はしか感染 茨城県内、新たに4人 今年13人に

茨城県は23日、県内在住の30代女性2人と20代男性の計3人がはしかに感染したと発表した。20日以降、不特定多数との接触がない1人の感染も確認され、県内の今年の感染者は計13人となった。発表の男女3人は竜ケ崎保健所とつくば保健所管内の医療機関から報告があり、発症前後に県南地域3市の病院や店舗に出入りしていた。既に感染の報告があった患者との接触で感染したとみられる。
県感染症対策室によると、男女3人のうち、女性2人は21日までに発熱や発疹などの症状が出た。男性は19日に発熱と咽頭痛が出た。いずれも21日に医療機関を受診、県衛生研究所で検査し、陽性が確定した。それぞれ自宅療養中。
男女3人が利用した施設で、不特定多数の人と接触した可能性がある。該当施設に特定の時間帯に出入りした人は、10日前後経過して発熱や発疹などはしかを疑う症状が出た場合、最寄りの保健所に電話連絡するよう呼びかけている。
該当施設と時間帯は、女性1人が同県守谷市のはま寿司アクロスモール守谷店で19日午後8時半~11時。もう1人の女性が同市の総合守谷第一病院で17日午前8時10分~午後6時20分と18日午前8時10分~午後7時15分、、同市のセブン-イレブン守谷ひがし野1丁目店で同日午後7時15分~9時20分。男性が同県牛久市の牛久愛和総合病院で18日午前9時~午後2時、同県つくば市春日4丁目の飲食店「れんが亭」で同日午後7~11時。