26日から大型連休 茨城県内、多彩なGWイベント 陶器市や企画展、潮干狩り


大型連休が26日から始まる。5月6日までの期間中、茨城県内各地で多彩なイベントが開催される。県内には豊かな自然を満喫できる場所も多く、さまざまな楽しみ方がある。今年も県内は多くの人でにぎわうことが予想される。
ひたちなか市の国営ひたち海浜公園では、人気のネモフィラが24日に満開となった。「みはらしの丘」の約4.2ヘクタールに約530万本が植えられ、ネモフィラと空の青が一体となって広がる絶景が楽しめる。
関東屈指の陶器市「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は、29日から5月5日まで、笠間市の笠間芸術の森公園イベント広場で開催。200を超える窯元が参加し、陶磁器や飲食物を販売する。台湾の産地からの出展のほか、複数の企画展も開かれる。
坂東市の県自然博物館では、6月1日まで開館30周年を記念した企画展が開かれ、同館が研究する各分野の貴重な資料を展示。「ベストセレクション」コーナーでは、迫力ある恐竜カルノタウルスの骨格やダイオウイカ、大型サメの標本などが並ぶ。混雑緩和のため、5月3~6日の入館には同館ホームページからの事前予約が必要。
県内では潮干狩りもできる。大洗町の第1、第2サンビーチと鉾田市の鉾田海水浴場、鹿嶋市の下津海水浴場、神栖市の日川浜海水浴場の4カ所だが、法令で貝類の採れる量や使える道具、潮干狩りできる場所などが決められているため、各自治体などはルールを守って楽しむよう呼びかける。