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将棋名人戦勝負めし決定 古河市、3部門40品 茨城

メニューブックの表紙のイメージ(古河市のホームページから作成)
メニューブックの表紙のイメージ(古河市のホームページから作成)


茨城県古河市は28日、将棋の名人戦七番勝負で実施される可能性がある第5局(5月29~30日)開催に向けて、「勝負めし」のメニューが決まったと発表した。選ばれたのは、勝負めし▽勝負ドリンク▽勝負スイーツ-の3部門で計40品。市が地元の飲食業者や製菓業者を対象に募集していた。5月中旬にも、選ばれた40品を掲載したメニューブックを3000部印刷し、対局者や関係者、関連イベントを訪れるファンや市民らに無料で配布する予定だ。

藤井聡太名人と挑戦者の永瀬拓矢九段はメニューブックから、対局中に食べるごはんやおやつを選ぶ。第1局は藤井名人が永瀬九段を下したため、第5局の対戦はまだ未定だが、メニューブックは発行する。5月28日からは掲載品の全てが各店で飲食、購入ができるようになるという。

めし部門には25品の応募が寄せられ、うなぎ料理店の和田家(同市中央町)や鮒(ふな)甘露煮を製造販売する野村甘露煮店(同市本町)など16品が選ばれた。常陸牛のサーロインステーキなどを使った「幸せ感じる古河の贅沢(ぜいたく)弁当」が採用された、米銀商店(同市中央町)管理部の岩瀬典子さんは「名人戦に関わることができて光栄。(弁当は)2人が力強く戦えるように願いを込めた」と話した。

スイーツ部門は応募の23品の中から、和菓子店のはつせ(同市横山町)など16品、ドリンク部門は応募の13品の中から8品がそれぞれ選ばれた。ドリンク部門で「ふんわり抹茶ミルク」が選ばれた、茶舗大島園(同市雷電町)の大島崇嗣代表は「抹茶は勝負事や祝い事の際にも用いられる。いい対局につながれば」と期待した。



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