京成百貨店へ2社出店 5月ポーラ、7月スタバ 茨城・水戸

水戸京成百貨店(茨城県水戸市)は30日、同市泉町の京成百貨店に5月30日に化粧品メーカー「ポーラ」、7月3日にコーヒーチェーン大手の「スターバックス」がそれぞれ出店すると発表した。
「ポーラ」は1階の化粧品売り場の一角に入る。黒を基調とした店構えで、一人一人の肌悩みに合った革新的な美を提案するという。売り場面積は約26平方メートルとなる。
「スターバックス」は地下1階の元「パインズ カフェ」と「フラワーブティック デフィ」の跡地に出店する。店内には77席が設けられる予定。また、同店付近の屋外にはテラス席30席が用意され、京成百貨店で購入した商品も飲食できる共有空間になるという。
新たな2社の出店について、水戸京成百貨店の堀口昌弘MD統括担当課長は「10~30代に向け、来店のきっかけとなるブランドを誘致した」とコメントした。
京成百貨店は今年、2006年の開店から初の大規模改装を実施している。すでに第1弾として2月から新ブランドが数社入っている。今回が第2弾。27年までの3年間で、下層階から順次改装を進め、全館を再構築していくという。