押し花で風景画 四季折々の草花素材 100点展示 茨城・水戸

茨城県水戸市や城里町で押し花教室を開く「アトリエ四季の花」(綿引啓子代表)の押し花展が2日、水戸市小吹町の市植物公園で始まる。サクラやアザミ、クリスマスローズなど四季折々の草花を素材に創作した風景画など約100点を展示し、自然の魅力を紹介する。同展は6日まで。
展覧会には綿引代表と生徒6人が美しさやわびさび、躍動感などを表現した「ボタニカルアート」を出品。草花のほか、同県常陸大宮市の西ノ内和紙や樹皮、虫食い葉など、素材のさまざまな特徴を生かした奥行きある作品を並べる。
期間中は会場で押し花を使ったキーホルダーやボールペンなどを制作する体験会も実施。綿引代表は「押し花の奥深さや楽しさを感じてほしい」と来場を呼びかけている。