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屋台集結 お囃子競演 大子ぶんぬき祭 茨城

JR常陸大子駅前に屋台が一堂に集まり、盛り上がりを見せた「大子ぶんぬき祭」=4日午後6時45分ごろ、大子町大子
JR常陸大子駅前に屋台が一堂に集まり、盛り上がりを見せた「大子ぶんぬき祭」=4日午後6時45分ごろ、大子町大子


4年に1度開かれる茨城県大子町大子の十二所神社の春季例大祭に合わせ、奉納行事「大子ぶんぬき祭」が4日、同所の中心街で開幕した。ご神体を乗せたみこしを盛大に迎えるため、地元7町内の屋台が通りを巡り、祭り囃子(はやし)とそれぞれ独自のリズムを刻む太鼓の音を終日響かせた。会場では、大勢の祭り参加者と見守る観衆が一体となり、夕暮れまで熱く盛り上がった。

午後6時から、祭りは最高潮に。JR常陸大子駅前に集結した屋台のちょうちんに明かりがともると、互いの調子を乱すように、太鼓を激しくたたき合い、華やかなお囃子の競演を繰り広げた。巡行を統括する同町連合若連の片野篤会長は「各町内で歴史や年代が違う屋台、流派の異なるお囃子が見どころ」と話した。

祭りはコロナ禍で前回中止され、8年ぶりの開催となった。5日も行われる。



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