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デザインに学生の発想力 プリンパッケージに採用 筑波大日本国際学園大 コンペ企画、50人応募

採用されたパッケージデザインの商品を持つ(左から)吉田有希さん、吉野侑良さん、田麦梨々花さん=つくば市内
採用されたパッケージデザインの商品を持つ(左から)吉田有希さん、吉野侑良さん、田麦梨々花さん=つくば市内


筑波大と日本国際学園大の学生3人がプリンのパッケージデザインを考案し、それぞれ商品に採用された。学生たちの発想力を地域企業の発展につなげようと、合同会社「ろーこみ」(茨城県つくば市)が実施したデザインコンペの企画で、同市などに店を構えるチーズケーキ工房「&[g]」(アンジー)が協力した。

コンペは、アンジーの商品「ご褒美いばとろリッチプリン」「ブルーベリーとろ生チーズぷりん」「濃厚お芋のブリュレぷりん」の3種類のパッケージデザインを考える企画。両大学から約50点の応募があり、同店のスタッフらが選考した。

選ばれたのは「いばとろリッチプリン」が筑波大2年の吉田有希さん(19)、「ブルーベリーぷりん」が同大3年の吉野侑良さん(20)、「ブリュレぷりん」が日本国際学園大3年の田麦梨々花さん(20)。

4月16日につくば市内で授賞式があり、吉田さんは「商品名の字に句読点やアルファベット、数字を使うことで独自性を出した」と説明。吉野さんは「ブルーベリーの木の質感を出すことを意識して作った」、田麦さんは「スイーツのかわいらしさが伝わるように心がけた」と、制作意図をそれぞれ話した。

「いばとろリッチプリン」は茨城県産サツマイモの紅はるかを使った商品で、昨年開かれた「シン・いばらきメシ総選挙」に同県守谷市代表で出品している。



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