緑満喫、フットゴルフ 元J1鹿島の青木さんもプレー 茨城・潮来

茨城県潮来市島須の県水郷県民の森で5日、スポーツや水上レジャーを楽しむ催し「第3回水郷フォレスタ」(潮来市商工会青年部主催)が開かれた。今回は初めて、サッカーJ1鹿島アントラーズなどで活躍した青木剛さん(42)とフットゴルフを体験する企画も実施。参加者は緑豊かな環境でプレーを満喫した。
フットゴルフは、サッカーとゴルフを融合させたスポーツ。芝生広場に設けられたコースで、参加者たちは青木さんのアドバイスを受けながら、最長で約100メートル先にあるカップ目がけてボールをキック。狙い通りにカップインすると、歓声を上げた。
サッカークラブでゴールキーパーとしてプレーする同市潮来、清真学園中1年、坂本大地さん(12)は「普段と比べて力加減が難しかったが、楽しかった」と話した。
催しは総面積51.5ヘクタールに及ぶ同施設の利活用と、地域活性化を目的に開催。施設内の池ではスタンドアップパドルボード(SUP)体験も行われた。同商工会青年部長の給前(きゅうぜん)優さん(41)は「若い世代の楽しめる場所が、潮来にあることを知ってもらいたい」と思いを語った。