迫力ある動物の目や表情 アクリル画30点展示 茨城・古河

茨城県境町在住の画家、中村和美さん(54)の個展が、同県古河市駒羽根の関根ギャラリー&カフェで開かれている。これまでに発表したアクリル画など作品約30点を展示している。同展は31日まで。
中村さんは30歳を過ぎてから本格的に絵を描き始め、現在は美術団体「創元会」会員。個展は昨年に続き2回目。近年は鳥や動物の表情を強調したアクリル画を「予兆シリーズ」というテーマで描く。会場にはキャンバス全体にフクロウの眼光を描いた2024年度県芸術祭美術展覧会優賞作など、80号や100号の作品も展示した。
中村さんは「動物の目や表情を通して人間社会への危機感を表そうと思った。会場に気軽に見に来てもらえればうれしい」と来場を呼びかけている。入場無料。午前10時~午後5時。月曜休館。