夕日に映える棚田 黄金色に染まる 茨城・大子

茨城県内各地で田植えが進む中、大子町左貫では8日、水を張った棚田が夕暮れの空を映し、黄金色に染まる光景が見られた。
棚田に水が満ち、植えられた苗が大きく成長するまでの限られた期間にしか見ることができない光景。
午後5時半過ぎ、太陽がゆっくりと傾くと、茶畑に囲まれた棚田に日が差し込んだ。夕日は山の向こうに姿を隠そうとする寸前、まばゆく輝き、水面が鏡面のように反射した。
日没後、明るいオレンジ色だった空は徐々に深い青色へと変化。刻々と移り変わる空の色彩を、あぜ道に1枚ずつ縁取られた水田が映し出していた。