日立で国際大道芸 街中でユニークな芸披露 パフォーマーに拍手、歓声 茨城

国内外で活躍するパフォーマーたちが街中でユニークな芸を披露する「ひたち国際大道芸」(同実行委員会など主催)が10日、茨城県日立市幸町の日立シビックセンター新都市広場などで開幕した。出演者の多彩な技に、観客から拍手と歓声が送られた。11日まで。
同市の5月の名物イベントで、31回目を迎えた。海外を含む26組45人の大道芸人が登場する。
初日から各所で、アクロバットやジャグリング、バンドの音楽演奏など個性あふれる芸が繰り広げられた。初出演でヨーヨー世界大会優勝者の「トミー」は、華麗な高難度の技を披露し、観客を沸かせた。「夜会」では、大道芸人たちが夜の広場で一堂に会した。
家族4人で訪れた同市の小学6年、蛭田心結(みゆう)さん(11)は「パントマイムが好き。いろんな人が来ていて面白い」と笑顔を見せた。プロデューサーを務める橋本隆平さん(46)は「昨年30周年を迎え、次の未来につながるイベントにしたい。多様な表現に触れ、新しい文化の喜びを見つけてくれればうれしい」と話した。
最終日はJR常陸多賀駅前の「よかっぺ通り」を中心に行われる。