茨城・河内町長選 野沢氏無投票で再選 「河内魂で頑張る」【まとめ】

河内町長選は13日告示され、無所属で現職の野沢良治氏(66)以外に立候補の届け出がなく、無投票で再選が決まった。同町長選の無投票当選は2017年以来8年ぶり。
同町源清田の選挙事務所には、地元選出の国会議員や首長、県議らが駆け付けた。午後5時ごろ、無投票当選の報が伝わると、支持者から大きな拍手が起こった。野沢氏は「少ない人口ではあるが、河内町に住んで良かったと思ってもらえるよう、一人一人に真心を持ち、一生懸命寄り添いたい。河内魂で頑張っていきたい」と意欲を示した。
2期目の主な施策として、英語教育の向上といった子育て支援や、移住・定住の促進、もみ殻処分施設の建設検討、新庁舎建設の推進強化などを掲げた。
1期目では、認定こども園の建設や複合施設として活用する中央公民館の建て替えなど、公共施設の整備を推進。0~2歳の保育料無償化といった子育て支援にも取り組んだ。
【野沢良治(のざわ・よしはる)氏の略歴】サンテック社長、町社会福祉協議会長。当選2回[元]町議当選5回、町議会議長。中央工学校卒。生板