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茨城県への意見提案、86人分の個人情報漏えい 氏名や住所、3年間ネットで閲覧可能に 外部指摘で発覚

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県は13日、県民などの意見や提案を記録する「広聴情報共有化システム」から、86人分の氏名など個人情報が漏えいしたと発表した。約3年間にわたり、氏名や住所などの一覧ファイルがインターネット上で閲覧できる状態だった。現時点で情報の不正利用は確認できていないという。

漏えいしたのは氏名のほか、住所53件、電話番号4件、メールアドレス2件を含んだファイルで、2022年7月に受け付けた。県の委託事業者が同時期から、同ファイルを外部公開用サーバー内に置いた状態が続いていた。外部から今月8日、県報道・広聴課にメールで指摘があり発覚した。

県は同日、ファイルを削除した。同課によると、最大で264回閲覧された形跡を確認したという。



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