春季関東高校野球 17日開幕 茨城県勢3校 頂点狙う
第77回春季関東高校野球大会は17日、ノーブルホーム水戸とひたちなか市民球場で開幕し、1都7県の代表17校がしのぎを削る。開催県の茨城県からは常総学院、境、藤代が出場する。常総学院は3年連続24度目、境は37年ぶり2度目、藤代は6年ぶり3度目。
藤代は17日の1回戦から登場し、帝京三(山梨2位)と午前10時半からノーブルホーム水戸で顔を合わせる。境は同日の2回戦で専大松戸(千葉1位)と午後3時半から同球場で対戦。常総学院は18日の2回戦で東海大相模(神奈川2位)と午後0時半から同球場でぶつかる。
■常総学院 高い総合力武器
常総学院は県内随一の総合力を誇る。
県大会でのチーム防御率は0.66で投手陣が盤石だ。中でもエースの小沢は制球された130キロ台後半の直球と鋭いスライダーを武器に、4試合で23回を投げ自責点2、19奪三振と安定感がある。左腕の野口も右打者へのクロスファイアと緩急の効いた投球が光り、3試合に登板して防御率0.68と2番手以降も安定している。
打線をけん引するのはリードオフマンの浜崎主将。打率5割をマークし、走力もある。中軸の佐藤剛は決勝を除く全ての試合で打点を挙げた勝負強さが持ち味だ。バントや進塁打など状況に応じた打撃も随所で見せる。
初戦でぶつかる東海大相模はチーム打率3割9分3厘と打線が非常に活発だ。両先発の出来が焦点となるだろう。
▽2回戦 11-0 水戸一(5回コールド)
▽3回戦 6-0 守谷
▽準々決勝 7-3 土浦日大
▽準決勝 5-1 藤代
▽決勝 3-1 境
■境 終盤に粘り強さ
境は3度にわたる延長タイブレークを制し、37年ぶりとなる関東大会出場を果たした。
快進撃を支えた野手陣の支柱は、捕手で4番を任される宮部だ。県大会では打率1割9分ながら、2回戦の日立商戦では値千金のサヨナラ打を放つなどここぞでの一打が顕著だ。捕手としてはインサイドワークが抜群で、投手陣から絶対的な信頼を置かれている。3番を打つ黒須も打率4割9厘と高いミート力で打線を引っ張る。
投げては決勝で主戦の井崎、橋本のリレーで常総学院を相手に3失点。特に橋本は全5試合でマウンドに上がり、防御率1.06と安定した制球力を見せている。
初戦は攻守で高いバランスを誇る専大松戸が相手なだけに、ブルペン陣が粘投して得意の終盤勝負に持ち込みたい。
▽2回戦 8-7 日立商(延長十回タイブレーク)
▽3回戦 6-4 東洋大牛久
▽準々決勝 9-2 水戸啓明(延長十回タイブレーク)
▽準決勝 8-7 水城(延長十回タイブレーク)
▽決勝 1-3 常総学院
■藤代 両右腕軸に堅守
藤代は右の二枚看板を軸に守り勝つ野球で県大会を勝ち上がってきた。
背番号10の栗原は打者の手元で曲がるカットボールと変化量の多いチェンジアップを中心に、18回1/3を投げて防御率0.98と好投。3回戦では昨秋覇者のつくば秀英を完封した。エースの斉藤も高いリリースから繰り出される130キロ台中盤の真っすぐに切れがあり、3位決定戦では五回途中から好救援を見せ、ナインを関東へと導いた。
打線の中核を担うのは4番で主将を務める成田だ。得点圏に強く、チーム最多の6打点をマークした。下位の中村も打率3割8分5厘とシュアな打撃が売りで、上位打線の前に好機を演出する。
対する帝京三は5試合で59得点と攻撃力が抜群だ。打線が序盤の好機を確実にものにし、投手陣を早めに援護したい。
▽2回戦 4-0 日立一
▽3回戦 1-0 つくば秀英
▽準々決勝 7-4 土浦三
▽準決勝 1-5 常総学院
▽3決 6-4 水城
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