SNS型投資詐欺 ひたちなかの会社員男性4800万円被害 茨城

茨城県警ひたちなか署は16日、同県ひたちなか市の会社員、男性(62)が交流サイト(SNS)を通して知り合った経済アナリストを名乗る者らに現金計4800万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺として捜査している。
同署によると、男性は1月20日、携帯電話で投資に関する動画を見ていた際、LINE(ライン)へ誘導され、同アナリストを名乗る者から投資に関するライングループに招待された。「資産が増えた」との投稿などを見て投資しようと考えた男性が「アナリスト」に相談したところ、出入金担当者の支援を受けるよう指示された。
同担当者を名乗る者に促されて株取引アプリをダウンロードし、2月19~20日の間、2回にわたり指定口座に計300万円を振り込み、アプリ上で利益が出ているように表示されことから、同21日~3月11日の間、さらに13回にわたって現金計4500万円を振り込み、計4800万円をだまし取られた。