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色とりどり バラ見頃 水戸の公園、市民手入れ 茨城

駅やビルが立ち並ぶ一角の公園で、市民が手入れしたバラ約100株が見頃を迎えている=水戸市桜川
駅やビルが立ち並ぶ一角の公園で、市民が手入れしたバラ約100株が見頃を迎えている=水戸市桜川


茨城県水戸市桜川の水戸駅南口さくら東公園で、赤や紫、白に黄色とさまざまな色のバラが見頃を迎えている。市民ボランティア「街を花と緑でいっぱいにする会」が6年半ほど前から手入れしている。駅やビルに囲まれた一角で、105種106株のバラが大輪の花を咲かせ、訪れた人を楽しませている。

同会は2018年、同市公園協会が管理する同公園の一角で、27本のバラを植え始めた。徐々に花壇を広げ、会員の有志が月2回、施肥や病虫害対策、剪定(せんてい)といった手入れを続けている。

公園に咲くバラは、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクゆかりの「アンネのバラ」をはじめ105種106株に及ぶ。今年は「最高の出来栄え」(同会)で、見頃は6月初旬ごろまでという。

公園は、JR水戸駅南口から徒歩3分ほどにある。バラは、道路から見えにくい斜面に咲いている。樫原英千世会長(84)は「通勤や通学、買い物帰りをはじめいろんな人に見て、楽しんでもらえたらうれしい」と笑顔を見せた。



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