全国の踊り手たちが勇壮で華麗によさこいソーランの演舞を披露する「第22回常陸国YOSAKOI祭り」が17日、茨城県大子町大子のJR常陸大子駅周辺で開幕した。初日はあいにくの雨天ながら、躍動感あふれる演技が繰り広げられ、観客から手拍子や拍手が沸き起こった。同祭りは18日も行われる。

この日は大学生以下のグループによる学生大会が実施された。招待チームや一般など計20チームも加わり、町文化会館・まいん駐車場の特設ステージや二つの駅前通りでオリジナル演目を表現した。大旗が振られる中、全員が心を一つにした踊りで会場を魅了した。

18日は午前9時半に開会式が行われた後、駅周辺のほか、まいん大ホールでも演舞があり、30歳以下のチームや一般など総勢53チームが各コンテストで上位を目指す。今年は会場を駅周辺に集約し、袋田会場では行われない。