つくばみらいの民家強盗 容疑で男ら3人逮捕 現金1000円奪う 匿流か 茨城県警

茨城県つくばみらい市内の民家で4月、男が住人を包丁のようなもので脅し現金を奪った事件で、県警常総署と県警捜査1課は19日までに、強盗と住居侵入の疑いで、住所不定、無職、男(37)ら3人を逮捕した。住所不定の男は、大阪府警が2022年に起きた特殊詐欺事件を巡り指名手配していたほか、県警も同市の事件後に指名手配し行方を追っていた。警察は匿名・流動型犯罪グループ(匿流)とみて調べている。県警は3人の認否を明らかにしていない。
ほかに逮捕されたのは、埼玉県三郷市、自称自営業、男(36)と東京都足立区、自称会社員、少年(18)。
逮捕容疑は4月1日午前3時50分ごろ、つくばみらい市筒戸、会社員、男性(54)方に押し入り、男性と母親(77)に対して包丁のようなものを突き付け「金を出さねえと殺すぞ」などと脅し、母親から現金1000円を奪った疑い。
同署によると、3人は防犯カメラの映像などから浮上。埼玉県警が15日未明、同県戸田市内の公園で指名手配されていた男を発見、茨城県警に引き渡した。