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学園祭でd払い ドコモ導入支援 現金管理のリスク低減 茨城県内で2校

経済情報
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NTTドコモ(東京)は19日、学園祭のキャッシュレス化を支援するパッケージの提供を開始した。同社のスマートフォン決済「d払い」を模擬店での支払い方法に導入することで、現金管理のリスク低減など安全な運営につなげる。茨城県内では本年度、高校1校、大学1校への提供が決まっている。

パッケージは専用のコード決済スタンドなどを模擬店ごとに用意するほか、店別の売り上げ状況が瞬時に確認できる機能を提供する。学園祭を通じてキャッシュレス決済の基礎知識を学ぶ事前セミナーや、学校周辺の店舗と連携したキャンペーンも実施する。

茨城県を含む関東信越6県を対象とする地域特別パッケージでは、専門家による金融教育セミナーや、学園祭を通じた職業体験の場を提供。マーケティング調査や、d払いの利用実績データを活用した効果分析などを行う。対象地域は順次拡大していく予定という。

ドコモCS茨城支店の担当者は「学生の間や校内でキャッシュレス決済が広まるきっかけになればいい」と期待を寄せている。



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