【独自】維新、北崎氏擁立へ 参院選茨城
日本維新の会が今夏の参院選茨城選挙区(改選数2)に、茨城県取手市在住で洋菓子職人の新人、北崎瀬里奈氏(35)を擁立する方針を固めたことが20日、関係者への取材で分かった。21日にも発表する方針。
関係者によると、北崎氏は同党の候補者公募に応じ、事実上の内定を得ていた。選挙は初めての挑戦となる。
茨城維新の会は同選挙区での擁立を目指し、複数人から選定を進めていた。比例区は同会代表の石井章参院議員の長女で、取手市議の新人、石井めぐみ氏(45)の擁立が決まっている。
維新は参院選で、高校無償化や社会保険料の負担軽減策の着実な推進などを訴える方針。茨城維新の会は茨城選挙区について、2022年参院選で同党候補が獲得した15万9000票以上を目標に掲げるとしている。
同選挙区には3選を目指す自民現職の上月良祐氏(62)と再選を狙う立民現職の小沼巧氏(39)、共産新人の高橋誠一郎氏(30)、参政新人の桜井祥子氏(41)、政治団体「NHK党」新人の酒井明男氏(49)の5人が立候補を予定している。