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将棋名人戦 古河市PR 庁舎、道の駅に横断幕 茨城

道の駅まくらがの里こがで、将棋の名人戦第5局の古河市開催決定をPRするパネルを設置する担当者=同市大和田
道の駅まくらがの里こがで、将棋の名人戦第5局の古河市開催決定をPRするパネルを設置する担当者=同市大和田


将棋の名人戦7番勝負第5局の開催を29、30日に控え、茨城県古河市は、対局する藤井聡太名人と挑戦者の永瀬拓矢九段の出迎え準備が進められている。地元主催の市将棋名人戦実行委員会(委員長・針谷力市長)は21日までに、三つの市役所庁舎や道の駅まくらがの里こが(同市大和田)に、名人戦開催をアピールする横断幕や大型パネルを設置した。

名人戦7番勝負は先に4勝するとタイトルを獲得できる。藤井名人が第1局から3連勝したため、第5局の開催が確定したのは大分県宇佐市で行われた第4局の決着がついた19日夜。永瀬九段の初勝利により、勝負の行方は第5局以降に持ち越された。

古河対局まで10日を切り、準備は急ピッチで進められる。「古河対局開催決定」と書かれた横断幕や、地元名物で江戸時代後期制作の奉納舞台「古河屋台」の写真入り特製ポスターが、市役所庁舎の古河庁舎や三和庁舎の玄関口付近、総和庁舎は駐車場脇の渡り廊下といった、来訪者の目に入りやすい場所に掲げられた。

道の駅では21日、大型パネルをフードコート天井につるす作業が行われた。作業に取り組む市職員に利用客が「とうとうやることになったねえ」などと話しかけ、笑顔で盛り上がる姿も見られた。

来週初めにはJR古河駅構内に藤井名人と永瀬九段の等身大パネルがお目見えする。同実行委の担当者は「より多くの方々に知ってもらいたい」と期待を込めた。



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