息栖神社 にぎわい一役 第4日曜「わくわく市」 野菜や雑貨販売 茨城・神栖の住民企画

茨城県神栖市息栖の息栖神社で、毎月第4日曜日に「息栖わくわく市」が開かれている。新鮮な野菜や和菓子、ハンドメードの雑貨などを販売しており、ギターの弾き語りやオカリナ演奏が行われることも。周辺のにぎわいづくりに一役買っており、実行委員の高安まり子さん(69)は「(同神社を)また来たいと思ってもらえる場所にしたい」と意気込んでいる。
同イベントが始まったのは2019年。同市息栖の高安さんら7人が「観光客が増えたけれど、お店もほとんどない。少しでもおもてなしできたら」と考えたのがきっかけという。
7人で実行委員会を組織し、出店者の取りまとめなどを担ってきた。規模は徐々に大きくなり、最近では出店希望が相次いでいるという。
4月27日には参道に15ブースがずらりと並び、参拝客や地元民がひっきりなしに訪れた。知人に勧められ初めて訪れたという同市、木庭真紀さん(49)は「ハンドメードの籠を購入した。にぎわっていて楽しい」と話した。
開催時間は午前10時~午後2時。高安さんは「地域の人と交流でき、生きがいになっている。協力してくれるみんなに感謝している」と笑顔で語った。