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温水プール閉鎖へ 茨城・古河市 26年3月末 スポーツ交流センター

閉鎖が決まった温水プールのある古河スポーツ交流センターの「スポーツ棟」=古河市立崎
閉鎖が決まった温水プールのある古河スポーツ交流センターの「スポーツ棟」=古河市立崎


茨城県古河市は22日、古河スポーツ交流センター(同市立崎)の温水プールを2026年3月末で閉鎖すると発表した。同プールは設備の老朽化が進み、市は24年4月から利用を休止。再開の可能性も探ってきたが、修理や更新のために「十数億円規模」の費用が必要なことが判明し廃止を決めた。

プールは長さ25メートル、幅10メートル、水深1.2メートル。1992年に開設された。休止前の2023年度は県外からの利用者も含めて年間で延べ約1万6000人が利用した。だが建築後30年以上が経過し、床や内壁のひび割れや水漏れ、地下にある機械室の配管設備などの故障や劣化が進んでいるという。

同センターはプールのほか、スポーツジムやダンススタジオのある「スポーツ棟」と、宿泊施設や研修施設を備えた「宿泊棟」の2棟からなる。プールを除く施設の供用は26年4月以降も継続する。跡地の利用については施設の指定管理者と協議中という。

市内には同センターのほか、中央運動公園(同市下大野)、三和健康ふれあいスポーツセンター(同市仁連)を含め、三つの市営の温水プールがある。いずれも1990年代前半に建設された。



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