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春ピーマン出荷最盛 苦味少なく柔らか 茨城・神栖

出荷に向け選別されるピーマン=神栖市太田
出荷に向け選別されるピーマン=神栖市太田


ピーマンの生産量日本一を誇る茨城県神栖市で、春ピーマンの出荷が最盛期を迎えている。同市太田のJAなめがたしおさい波崎青販部会の選果場に毎日約60トンのピーマンが運び込まれ、スタッフらが作業に追われている。

場内に搬入され、ベルトコンベヤーの上に載せられた数多くのピーマンに、スタッフが真剣な表情で目を配り、ふぞろいなものをより分けて選別する。その後、機械を通して自動で重量別に仕分け、箱詰めされ、次々とトラックへ積まれていく。場内はピーマンの濃い香りが漂い、活気にあふれた。

同部会によると、神栖のピーマンは柔らかく苦みが少ないのが特徴で、焼いて食べるのがお勧めという。高橋正征部会長(65)は「新鮮なピーマンを届けられるように努めている。ぜひ家族みんなで食べてほしい」とアピールした。

作業のピークは6月下旬まで続き、首都圏を中心に各地に出荷される。



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